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夢に向かって歩む2

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北海道岩見沢市

今年の成人の日記念式典に、実行委員会の公募委員として携わっている、新成人の方にも話しを聞きました

■新井 鈴伽(あらいすずか)さん、寺林 李萌(てらばやしもえ)さん
いわみ記者:2人ともずっと岩見沢に住んでいるんですか?
寺林さん:はい。高校卒業後に1年間だけ札幌で働きましたが、今は岩見沢で仕事をしています。
新井さん:親が転勤族だったので道内を転々としていましたが、中学生の時に岩見沢に来て、それからは岩見沢に住んでいます。
寺林さん:新井さんとは、その時から友だちなんです。

いわみ記者:成人して何か変化はありますか?
寺林さん:お酒を飲めるようになったし、いろいろなものに挑戦したくなりましたね。友だちと思い出や将来のことを語り合うようにもなりました。
新井さん:確かに10代とは違って「こういうことあったよね」とか、そういう話しができるようになりましたね。
寺林さん:それが大人になったってことなのかなと。ご飯を食べに行った時に、その話題だけで盛り上がって2時間話したこともありました。

いわみ記者:これからどんな大人になりたいですか?
寺林さん:今セラピストをしているので、これからたくさんの人に認められ、必要とされるようになりたいです。
いわみ記者:セラピストになったきっかけは?
寺林さん:母がその仕事をしていて、母から勧められて始めました。やってみると楽しくて、自分が成長できている実感もあり、もっと学びたいと思えるようになりました。
新井さん:私は、専門学校で英語を勉強していたので、英語をもっと勉強して、それを活(い)かせる仕事をしていきたいです。
いわみ記者:英語はもともと得意だった?
新井さん:小学生の時に3年間英語を学び、その後は学校の授業だけでした。高校卒業後の進路で悩んでいる時、兄に「英語をもっと勉強してみたら」と言われ、英語を話せることで今後の選択肢が広がると考えて本格的に勉強を始めました。

いわみ記者:成人したことで、家族へ伝えたいことなどをお願いします。
寺林さん:今の仕事を続ける上で、母とは先生と生徒という関係がこれからも続くので、尊敬する母と仕事でもプライベートでも楽しく過ごしたいです。今後、自立して感謝と親孝行をしていきたいです。
新井さん:家族が居なかったら今の自分は居ないと思います。愛情を込めて育ててくれて、感謝しかないです。

いわみ記者:実行委員に応募したきっかけは?
寺林さん:コロナ禍で20歳の思い出をあまり作れなかったので、思い出作りのために応募しました。
新井さん:20歳の節目に、自分が参加する成人式に携わってみたいと思い応募しました。例年と違い、新型コロナウイルスの対策をした企画を考えていましたが…
いわみ記者:残念ながら延期となってしまいましたね。
寺林さん:延期となってしまい、とても残念です。今後、状況がどうなるか分からないので不安がありますが、終息することを願いながら、実行委員を務めていきたいと思います。
新井さん:予定通りできないことは残念ですが、思い出に残る成人式を作り上げられるよう最後まで頑張ります。

今回、夢を語る新成人の表情はキラキラと輝いていました。市内には夢を持ち、夢の実現のために頑張っている若者がたくさんいます。
市はこれからも、夢に向かって歩みを進める皆さんを応援していきます。

■新成人の皆さんへ
令和3年岩見沢市成人の日記念式典実行委員会
委員長 新井優也さん
新成人の皆さん、おめでとうございます。
1月10日の成人の日記念式典で、皆さんに直接お祝いの言葉を伝える予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開催が延期となりました。5月2日の式典で、皆さんに会えるのを楽しみにしています。
2016年に、私も岩見沢市で成人の日を迎えました。あれから5年、楽しいことはもちろん、つらいことや苦しいこと、悲しいことがたくさんあり、こんなにも大人って大変なんだとつくづく感じています。
皆さんには大切な家族や仲間はいますか?この先の人生、間違いなく一人で歩んでいくことはできません。家族や仲間に助けられ、感謝することがとても多くなると思います。そして、もし周りの人が転びそうになっていたら手を差し伸べてあげてください。私もそうですが、皆さんがそんな大人になれたらと思います。
また、どんな時も夢を追いかけられる大人になってほしいです。成人になると、いろいろなことを自分で判断しなければなりません。好きなことを続けていても、つまずいて諦めてしまうこともあると思います。現実を見ることは大切なことですが、やっぱりこれじゃなかった、やりたくなかった、好きなことをやればよかったと後悔してほしくありません。
私は今も夢を追っています。皆さんも好きなことをとことんやってみてください。そして将来、ぜひ岩見沢を盛り上げる人になってください。
夢に向かって、一緒に頑張りましょう!

■新成人が生まれたとき…何があった?20年前の主な出来事を振り返る
□シドニーオリンピック開催
2000年9月15日から10月1日まで、20世紀最後のオリンピックをオーストラリアのシドニーで開催。女子マラソンの高橋尚子さんが金メダルに輝くなど、日本は金5、銀8、銅5の計18個のメダルを獲得した。

□新紙幣2,000円札、新500円硬貨発行
2000年7月に沖縄サミットの開催と2000年という〝ミレニアム〟を記念した2,000円札が、同年8月に偽装防止のためにデザインと材質を変更した新500円硬貨がそれぞれ発行。新成人の中には、2,000円札を見たことがない人も多いのでは?

□JR岩見沢駅舎が火災で焼失
1933年建築で歴史的価値も高かった3代目駅舎が、2000年12月10日未明に起きた火災で焼失。その後プレハブの仮駅舎で営業を続けながら、駅舎と市施設を併用した複合駅舎の建設を進め、2007年6月に駅部分が暫定開業、2009年3月に有明交流プラザが完成し、現在の駅舎が全面開業した。

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

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