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地域に足跡を残したい1

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北海道岩見沢市

■地域おこし推進員って…みんな知ってる?
地域おこし推進員は、朝日、美流渡、毛陽、万字などの東部丘陵地域を活動地域とし、その地域に居住しながら、地域の人や団体などと協力し、地域資源の発掘・PR、地域活動への支援・協力など、それぞれの隊員の特性を生かした地域おこし活動を行っています。これまで3人が就任し、地域の魅力を発信する〝みる・とーぶプロジェクト〟に参画し、地域に住む人にスポットを当てた〝みる・とーぶマップ〟の制作、フォトコンテストの開催や空き家のリノベーション、旧朝日駅舎の復活プロジェクトなどさまざまな活動を行っています。

□みる・とーぶマップ
平成29年3月に、東部丘陵地域に住む人たちのイラストや店舗の情報などを手書きしたマップを作成。以降毎年更新

□空き家のリノベーション
平成29年から、上美流渡にある空き家をリノベーションし、令和2年3月にゲストハウス兼イベントスペース〝マルマド舎〟としてオープン

□みる・とーぶフォトコンテスト
平成29年9月から、東部丘陵地域に関係する写真を募集するイベントを毎年開催※今年度は開催しません。

□朝日駅復活プロジェクト
平成30年から31年にかけて、地元の皆さんと、旧朝日駅舎の清掃やペンキの塗り直しを行い、令和元年6月にお披露目イベントとして朝日駅写真展を開催

■瀬尾 洋裕(せのおようすけ)
岩見沢市地域おこし推進員
茨城県出身。山梨県内の高校から北海道教育大学岩見沢校に進学し、大学卒業後に札幌市の民間企業へ就職
令和2年4月、北海道教育大学大学院へ進学し、同年5月から地域おこし推進員として活動中

76.1MHz:地域おこし推進員が出演して説明します
9月11日(金)午後5時40分

岩見沢市には、これまで3人の地域おこし推進員が就任し、任期終了後も岩見沢市に住み、地域を盛り上げる活動を続けている方もいます。
今月号は、今年5月に新たに着任した地域おこし推進員に、岩見沢を選んだ理由や活動の内容などを聞きました。

□やり残したことをここで
北海道教育大学岩見沢校でいろいろな統計方法などを学んでいましたが、卒業論文に生かせませんでした。それがすごく悔しくて、就職してからも、いつかは大学院へ行き、勉強し直したいと思っていました。
今年の春、大学院に進むことができると決まり、オフロードのサイクルスポーツがどのように地域の役に立てるのかを研究するために、人が集まる場所を作って、お客さんを呼び、アンケートを取りながら進めていこうと思っていた時に、この地域おこし推進員の募集を知りました。
もともと地域おこし推進員の活動に興味があったことと、東部丘陵地域に知人がいて、毎週のように遊びに来ていて慣れ親しんだ土地でもあり、自分が好きなスポーツを通じて、何か地域の役に立ちたいと思っていたので、思い切って応募してみました。

□好きなことで貢献したい
小学生からBMXをやっていて、競技会などにも出場していました。中学からは野球をやっていましたが、大学生になって愛好家の人たちと、もう一度遊びで乗り始めて、和気あいあいとした雰囲気が良くて、改めてBMXが好きになりました。
好きなことを地域の活性化につなげられないかと考えて、BMXのコースを作ることから始めました。

□力を合わせて
札幌などには、BMXのコースがあって、私も利用していましたが、コースの整備などは自分たちでやっていたので、スコップの使い方や土の盛り方などは、その時に覚えました。
でも、一から作るのは初めてだったので、見よう見まねで作っていましたが、札幌でお世話になった人たちが手直ししてくれたり、地域の人が手伝いに来てくれたりして、みんなの力を借りながらコースを作り、8月にオープンすることができました。

□BMX(ビーエムエックス)
Bicycle Motocross(バイシクルモトクロス)と呼ばれる自転車競技と、その競技に使用する自転車のこと。競技は、スピードを競うものと、ジャンプやトリックなどの技を競うものがあり、使用する自転車は、20インチの小さめのホイールでリアブレーキのみ、ハンドルも特徴的な形をしている。

問合先:企画室

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

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