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突撃!いわみ記者 避難と感染対策に迫る1

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北海道岩見沢市

76.1MHz:市職員が出演して説明します
8月7日(金)午後5時40分

毎年9月1日は〝防災の日〟です。
台風、高潮、津波、地震などの災害への認識を深め、対処する心構えを持つために制定されました。
これからの季節は、台風の接近や上陸に伴う大雨・暴風が想定されますが、避難の際には、新型コロナウイルスの感染対策も同時に行わなければなりません。
今月号は、災害時に皆さんに取り組んでほしいことや、避難所での新型コロナウイルスの感染対策を取り上げます。

いわみ記者:台風の季節が来ますが、避難のことなどを取材させてください。災害が起きて避難しようとしたときに、気になるのが、新型コロナウイルスの感染リスクだと思うんです
A:はい、避難所に多くの方が避難してくると〝密〟になってしまうことが考えられます。避難と言っても、避難所に行くことだけが避難ではありません
いわみ記者:それはどういうことですか?
A:避難とは文字どおり〝難〟を〝避〟けることです。自宅で安全が確保できる場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません
いわみ記者:なるほど、すぐに避難所というのではなく、まずは「今、自分のいる場所が安全か」ということですね

■自宅での安全確保
□自宅が避難の必要な地域か確認
河川のはん濫や土砂災害が発生する恐れのある地域に対して、避難情報が発令されるので、自宅が対象地域なのかを確認する

□自宅で安全を確保する場合は
避難所に行くことが難しい場合は、自宅の2階や自宅付近の2階以上の建物へ避難、土砂災害の際は、斜面とは反対側で2階以上の部屋に避難する

A:自宅が浸水する恐れがある場合は、車で高台などへ移動して車中避難することも有効です。また、道路が冠水すると、道路と水路などの境目が分からなくなるので注意が必要です。そうなる前に早めの避難をしましょう

■エコノミークラス症候群に注意!
座席で長時間同じ姿勢をとっていると、血の流れが悪くなり血管の中に血のかたまりが作られ、そこに痛みや腫れが生じることがあります。血のかたまりがはがれ、肺の血管につまると、胸が痛い、呼吸が苦しいなどの症状が出ます

□予防のために
・車の中で足を動かす軽い運動をする
・水分を十分に取る
・締め付けの少ないゆったりとした服装を着るなど

いわみ記者:日ごろから、ハザードマップで自宅が浸水や土砂災害のリスクがあるのかを確認することが大切ですね
A:避難所の〝密〟を避けるため、可能であれば、安全な地域に住んでいる親戚や知人宅などへの避難も検討してほしいです。あらかじめ、道順や移動方法、移動時間を確認しておきましょう。
いわみ記者:避難所に行く際の注意点はありますか?
A:自分の身の回りで必要なものを持ってきてください。日ごろから必要なものを非常持出し品としてまとめておくと、いざというときに慌てることなく避難できます。
新型コロナウイルスの感染対策で、非常持出し品に加えてほしいものもあります

■非常持出し品の例
・懐中電灯
・ラジオ
・モバイルバッテリー
・貴重品(財布や通帳)
・常服薬
・防寒服
・ウェットティッシュ
[介護が必要な方がいる家庭]
・大人用紙おむつ
[乳幼児のいる家庭]
・乳幼児用紙おむつ
・ミルク
・ほ乳瓶

■新型コロナウイルスの感染対策のために
・マスク
・体温計
・自分の手指消毒に使う消毒液

いわみ記者:避難所ではどういった感染対策をしますか?
A:もちろん、さまざまな感染対策をしながら、避難所を運営します

■受付でのビニールシートによる飛沫防止
受付で避難者受付名簿に氏名、住所を記入します

■体温測定
受付時と最低1日1回体温を測定します

■手指の消毒
入場時に手指の消毒をします

■マスクの着用
持参したマスクを着用しましょう

■身体的距離の確保
人との距離は、できれば2m以上(最低1m)保ちましょう

■定期的な換気

■体調不良者の専用スペースを設置
発熱などの体調不良者が過ごす専用スペースを設けます

いわみ記者:私たちが普段から実践している新北海道スタイルを避難所でも徹底して行うということですね
A:はい。避難所という〝密〟になりやすい空間の中で、避難者、避難所運営スタッフの感染を防止するため、感染拡大防止策を徹底することが、とても重要なんです

問合先:防災対策室

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

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