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オレンジリングがつなぐ思いやり

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北海道岩見沢市

高齢化が進む現代社会において、認知症はとても身近な病気となりました。
市は、認知症になってもできる限り地域で暮らせるまちづくりを市民の手で展開していくことを目指し、認知症の方とその家族を支える〝認知症サポーター〟の養成を行っています。
認知症サポーター養成講座の講師の話を交えながら、認知症の理解を深めるための講座を紹介します。

■どんな講座?
認知症への理解は少しずつ進んでいますが、「何も分からなくなる」「何もできなくなる」などといった偏見がまだあるのではないでしょうか。
認知症サポーター養成講座は、認知症を理解する〝入り口〟として、主な症状や行動、治療方法、認知症の方と接する際の心構えなどを学びます。
講座を受講した方には、テキストと認知症サポーターの証である〝オレンジリング〟、希望する事業所にはステッカーを差し上げています。

■多くの方が受講
平成22年度から始まったこの講座は、これまで約1万人に受講していただきました。毎年多くの方が、自分の身の周りにあった出来事や、自分が思う認知症のイメージと重ねながら、とても熱心に参加しています。
認知症を正しく理解することで、自分や家族、親しい人が認知症になったとき、何ができるのか、どうすると良いかを〝自分事〟として考えるきっかけにもなるので、ぜひ気軽に受講してください。

■受講者の声
身近なところに認知症の方がいるので、今まで認知症のことを分かっているつもりでしたが、より気を付けなければならないことがあると感じました。
みんなが認知症のことを理解できたら、気持ちにゆとりができて落ち着いて接することができ、認知症を受け入れられるようになるのではないでしょうか。

■受講するには
対象:地域(町会・自治会、老人クラブなど)、企業、学校などで10人以上参加できる団体
所要時間:1時間30分程度
受講料:無料
会場:各団体で手配してください
申込期限:実施希望日の30日前まで

「認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの先頭を歩いています!」

申込・問合先:健康づくり推進課(4西3であえーる岩見沢3階)
【電話】25局5540

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

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