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まちの未来を見据えて

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北海道岩見沢市

人口減少、少子高齢化という危機的な課題を克服するための方針として、〝岩見沢市総合戦略〟を策定してから5年が経過しました。
これまでにさまざまな取り組みを進めてきたことにより、人口が減る中でも、社会動態の改善や年少人口の転入増といった明るい兆しが現れてきています。
その成果をもとに、今後の取り組みの指標を定めるため、将来の人口の見通しを示す〝岩見沢市人口ビジョン〟を見直し、〝第2期岩見沢市総合戦略〟を策定しましたので、その概要をお知らせします。

■人口の未来予想図
市は、人口減少とそれに伴う地域経済の縮小を克服するため、雇用、移住・定住、出産・子育て、くらしの4つの観点から、目指すべき将来の方向を設定し、2060年までの人口の見通しを示す〝人口ビジョン〞を平成27年度に策定しました。
今回、これまでの取り組みを通じた人口動態の変化などを反映させて、将来の人口や出生率などの目標を見直しました。

■地方創生に向けて
人口減少は、どの自治体も避けては通れない大きな課題です。
第2期総合戦略では、将来の人口減少を可能な限り抑えるため、引き続き出生率の向上や社会動態の改善に取り組みます。一方で、長期的な人口減少を見据え、少ない人口でも地域の活力を縮小させることなく成長できるまちづくりを目指します。

■これからの取り組み
今年度からの5年間を計画期間とする第2期総合戦略では、これまでの取り組みを継続しながら、市民の皆さんの意見などを踏まえて新たな基本方針を定めました。
また、この基本方針を軸に四つの基本目標を設定し、地域特性である農と食の連携、先駆的なスマート農業による生産性の向上といった〝地域の稼ぐ力〞を高める取り組みや、充実した子育て支援、芸術文化・スポーツ、健康経営など、市の強みを活いかしたさまざまな施策を行います。
これらの取り組みの相乗効果を図りながら、より豊かで自立した地域を目指します。
人口ビジョンと第2期総合戦略の詳しい内容は、市ホームページをご覧ください。

◆人口ビジョン
「将来、人口が減っても住みやすいまちであり続けることが大切なんだね」


14,983人の人口減少抑制

◆第2期総合戦略
□基本方針
誰もが活躍できる地域社会の実現と個々の生産性の向上により成長を続ける「スマートシティ」

□基本目標
◎安定した雇用を創出するとともに、経済を支える人材を育て活(い)かす
・ICTや農業の強みを活(い)かした雇用の創出
・起業支援や地元企業の成長支援・育成による雇用の創出
・地域を支える人材育成による経済の活性化
主な評価指標:
・労働生産性の向上
・農業の生産性の向上

◎新しい「ひとの流れ」をつくる
・芸術文化・スポーツや鉄道、炭鉱、ワインなどの強みを活(い)かした地域ブランドの確立と交流人口・関係人口の創出
・住みやすさを活(い)かした移住の促進
主な評価指標:
・転出超過数の抑制
・定住意向の向上

◎結婚・出産・子育ての希望をかなえる、誰もが活躍できる地域社会をつくる
・安心して子育てできる環境づくりの推進と次世代を担う子どもの教育環境の充実
・仕事や家庭の両立支援による働きながら子育てできる環境づくりの推進
・誰もが居場所と役割を持ち、つながりを持って支え合うコミュニティづくりと地域共生社会の実現
主な評価指標:
・合計特殊出生率の向上
・子育てに関する不安や負担の軽減

◎安心して暮らすことができる地域をつくるとともに、新しい時代の流れを力にする
・医療の充実、市民の健康推進などによる市民生活の向上と安心で住みよいまちづくり
・未来技術の活用による〝Society5.0〟の実現と広域連携の推進、コンパクト・プラス・ネットワークによるまちづくり
主な評価指標:
・健康寿命の延伸
・ICTを活用したサービスの創出

将来を楽しみに感じられると素敵ですよね
岩見沢市が皆さんにとってそんなまちになれるように、さまざまな取り組みを進めていきます

問合先:企画室

       

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