〝コロナうつ〟や〝コロナ疲れ〟という言葉を見たり聞いたりするようになりました。
新型コロナウイルスへの不安や、感染拡大防止のための新しい生活様式、日々の活動制限などで、ストレスを感じている方も少なくないと思います。
このような生活が続くことで、大きな不安や恐怖、怒り、悲しみなど、気持ちの変化が強く現れることや、倦怠感や不眠、意欲低下、食欲低下または増強などの変化が現れることは、誰にでも起こる自然な反応と言えます。
多くは自然に回復しますが、日ごろからこころのケアを取り入れ、健やかな生活を送りましょう。
■こころとからだの健康を保つ生活を送る
・親しい人と話すなど、コミュニケーションを取りましょう
・睡眠や食事など、これまでと同じ生活を心掛けましょう
・運動不足にならないよう、適度な運動を心掛けましょう
・自宅でできる趣味を楽しみましょう
■正しい情報を適切な量で取り入れる
・不確かな情報やデマに左右されず、正しい情報を取り入れましょう
・テレビやインターネットを見る時間を控えて、自分の処理能力を超える量の情報が入ってくる、いわゆる情報過多に注意しましょう
■周りの人が不安を感じているときは
・そばに寄り添うなど、安心感を与えましょう
・目を見て、普段よりもゆっくり穏やかに話しましょう
・子どもの場合は、抱っこなどのスキンシップを増やしましょう
参考:
・厚生労働省(こころの健康を守るために)
・筑波大学医学医療系災害・地域精神医学講座(COVID-19に関するこころのケア)
■ささいなことでも相談を
改善が見られない場合や、強いストレスが長く続く場合、〝こころ〟や〝からだ〟に不調を来すことがあります。ささいなことであっても、身近な人やこころの相談窓口に相談しましょう。
□北海道立精神保健福祉センター(札幌市白石区本通16)
午前9時~午後5時(土・日曜日、祝日を除く)
※来所相談も可能(予約制)です。
【電話】011-864-7121
□こころの電話相談専用ダイヤル
午前9時~午後9時(土・日曜日、祝日は午前10時から午後4時)
【電話】0570-064-556
問合先:健康づくり推進課(4西3であえーる岩見沢3階)
【電話】25-5540