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救急医療を守るために

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北海道岩見沢市

市は、医師会の協力で夜間急病センターと救急急病当番医を運営し、夜間や休日の初期救急医療を行っています。救急医療機関は、急病の患者を診療するため、通常の医療機関とは体制が異なります。
しかし、これらの救急医療は、将来その体制が崩壊しかねないという深刻な問題を抱えています。救急医療の現場の声を聞き、本当に必要なときに救急医療を受けられるように、私たちにできることを考えてみましょう。

●診療体制の違い

「医師会が協力してくれているよ」

○岩見沢市の場合は
(夜間)夜間急病センター(10西3)
診療時間:午後6時から午前0時

【電話】25局3000

(休日)救急急病当番医
※毎月の当番医は、折り込みのいきいきカレンダーをご覧ください。

(重症の場合)救急車

●やめよう!コンビニ受診
平日や診療時間内に医療機関を受診できるにもかかわらず、自分の都合で救急医療機関を受診することを〝コンビニ受診〟といいます。
近年、このコンビニ受診が増え、急病の患者を受け入れる体制を保つことが難しくなり、救急医療の現場に大きな負担がかかっています。
・急な症状は救急医療機関へ!
・今行く必要のないときは、通常の医療機関へ

●現場の声
夜間急病センターは、病院が閉まっている夜間に、皆さんの安全・安心を確保するための医療機関です。医師、看護師、事務1人ずつの計3人で対応し、勤務医、開業医が協力して勤務しています。
当センターでは、夜間の急な発熱や、突然痛みが出たときなどの緊急時に対応しています。一方、「数日前から風邪を引いていたけど、夜間の方が空いていそう」「平日や日中は仕事で病院に行く時間がない」などの理由で、軽症の患者さんが当センターを利用する場合もあります。そのような状況が続くと、急病で受診した患者さんの治療に支障を来すほか、医師や看護師などの負担が大きくなってしまいます。緊急性の低い症状のときは、なるべく医療機関の診療時間内に受診し、休日や夜間に容体が悪化するなど緊急性がある場合は、無理をせず当センターや休日当番医を受診してください。
夜間急病センター所長 南 俊郎医師

「私たちが本当に必要なときに救急医療を受けられるように、症状に応じて医療機関を使い分けましょう!」

問合先:市健康づくり推進課(4西3 であえーる岩見沢3階)
【電話】25局5540

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

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